Interview01

受付/配車のシステム化、営業企画も。
いつも、業界他社に先がけた挑戦を。

経営企画室 係長

慶応義塾大学
経済学部卒
2016年7月入社

お客様の「手間も、待ち時間も解消」するシステムを

業界他社にない配車システムを、さらに精度を高めていく――。
それがいま、私のミッションです。運転代行事業者は全国にいますが、配車効率を上げる仕組みをITシステムとして確立しているのは、当社ぐらいでしょうね。
代行依頼を受けたお客様がどこにいて、どこへ帰るのか。どの車を配車し、どんなルートで目的地に向かうのか。従来は、ベテランの配車オペレーターが頭の中で考え、計算していた車の動かし方を、システム化することで配車時間が正確になり、スムーズな運用もできるようになっています。そして、何よりもお客様を待たせることのないように、その精度に磨きをかけています。
また、電話での依頼受付も、改善を進めています。お客様が店の名前を告げるだけで、詳しく聞き直さなくても、場所はどこかを簡単に検索、確認できるように工夫を凝らしています。お客様ができる限り手間も時間もかけずに済み、私たちもベテランと同じ質の高い受付・配車業務を、誰もができるようになる。そんなサービスの充実と効率化を、ともに成し遂げる挑戦を続けています。
経営企画室を大阪に移したことで大きく環境も変わり、これまで以上のことができる手応えもつかみましたよ。

会員制度の強みを活かし「頼むなら、テクノグループに」

鳴りやまない電話のコールは、まるで戦場のような光景――。
初めて迎えた12月の繁忙期に、現場の業務担当メンバーが全員で代行依頼の電話を取って応対する姿を見た時は、ただ唖然とするばかりでした。それがいま、受付や配車が滞ることも減り、繁忙期ほどシステム化の成果が表れるのも、嬉しいですね。
もう一つ、私が任されているのが営業企画です。いつも繁忙期なら嬉しいですが、季節や曜日、時間によって代行依頼の数も変わります。少ない時は台数を絞るなど需給のバランスを取っていますが、その変動の波を減らす取り組みが、ケータイ会員制度です。
登録会員のケータイ番号だけで、自宅の住所や、これまでにどんな店で代行依頼の電話をいただいたか、その店がどこにあるかが瞬時にわかるので、お客様の負担を軽減できます。
無料のケータイ会員への登録も年々増えており、車両台数も270台と圧倒的な存在です。会員数も車両台数もトップレベルですが、現状に満足せず今まで培ったノウハウやシステムを武器に、これまで以上に「運転代行を頼むなら、やっぱりテクノグループに」と選ばれる存在になって、どんどんリピーターを増やしていきたいですね。

Challenge Episode挑戦エピソード

配車とドライバー、代行依頼の需要と供給、そして価格。その数やタイミングのバランスをいかに取るかはとても難しいテーマですが、挑戦のしがいがあります。
1年間を通して同じ金額がいいのか、需要の閑散期は割引金額にするのか。いま、ホテルやアミューズメントパークでも、 その最適なバランスを求めて変動制へと変わっていますし、私たちも期間ごとに様々な営業キャンペーンを展開しています。
お客様を待たせることなく、会社が適正な代金をいただき、ドライバーも稼げるように。どんなキャンペーンにするのか、どうすれば実施中の認知度を高められるか。
試行錯誤の連続ですが「これで完璧!」というやり方が見つかるまで、どこまでも考え、追求し続けていくつもりです。

Schedule1日の流れ

  • 9:30出社後、朝のミーティング
  • 9:45課題の検討、推進業務の確認打ち合わせ
    システムの課題と改善策、営業キャンペーンの企画など、経営企画室が一つのチームとしてアイデアや意見を出して議論を重ねながら、仕事内容も熱意も高め合っています。
  • 12:00昼食
  • 13:00午前中に引き続き、検討・打ち合わせ
  • 17:00現場運営の事業部向けの業務通達作成
    現場を運用する受付・配車センターやドライバー向けのキャンペーン通達書類、お客様へのダイレクトメールの原稿なども作成します。
  • 18:00事業部と運用に関する打ち合わせ
  • 19:30終業、退社

Reason日本テクノを選んだ理由

前職はコンサルティング会社でしたが、地元の高松に帰ることになった際に、経営企画の仕事に興味を持ちました。それは、決められたことをただこなすのではなく、自分なりに目標やスケジュールを定めて、そこへ向かって進んでいきたい、と思ったからです。
ただ、私はあまりお酒を飲まないので、運転代行事業のことは正直、知らなかったんですよ。でも周囲の知人に聞いたら、みんな知っていて「お世話になってるよ」と。また、東京・大阪など公共交通網が発達した都市圏以外の地域では、車は生活必需品。運転代行がないと、お酒を飲んで楽しむことができない人がいます。
社会的にも欠かせない事業だということ、またそのミッション解決にブレない軸を持っている会社だと感じたことも、決め手になりました。

Next Stageこれからの目標

世の中はスマホ時代ですし、タクシー業界のように、スマホアプリで代行依頼から精算まで、ワンストップでできるようにしていくことです。
営業キャンペーンも受付もアプリでできれば、お客様は気軽に使いやすくなり、私たちも案内DM作成の準備時間が減って生産性が向上し、さらにリアルタイムに発信できるようになります。
これから日本全国で事業所を増やしていくところですし、まだやらなければいけないこと、挑戦したいことがたくさんあります。時代のトレンドを積極的に取り入れながら、お客様の利便性が高まり、当社の利益にもつながることを。
どこよりも先に、私たちが最新で最善のサービスシステムを創り出していきたいですね。

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